ギターアドリブ⑥-2 ペンタトニックの覚え方 ~5音構成にこだわりすぎない~ Ⅰ Ⅳ Ⅴ ポジションの垂直連結
前回は平行方向の位置関係を書いてみました
ギターアドリブ⑥-1 ペンタトニックの覚え方 ~5音構成にこだわりすぎない~ Ⅰ Ⅳ Ⅴ ポジションの平行連結 - ほぼ本州の最果てで
平行に移動するのは指板を広く使うときにポジションを見つけやすい、迷いにくい
という利点があると思いますが、コードが変わる度にあっちこっち平行移動するのは
あまり現実的ではないと思います
そこで、ワンポジションでフレーズを弾くのに今度は垂直方向での Ⅰ・ Ⅳ・Ⅴ ポジションの連結を考えてみます
これはいいかえると、
- Ⅰ ポジション上で、Ⅳのペンタトニック・Ⅴのペンタトニックを見つける
- Ⅳポジション上で、Ⅰ のペンタトニック・Ⅴのペンタトニックを見つける
- Ⅴポジション上で、Ⅰ のペンタトニック・Ⅳのペンタトニックを見つける
と言うことになります
まあ Ⅳ・Ⅴ ポジションの垂直の位置関係については
垂直方向に考える意味はあまりないので(平行の位置関係て事足りる)
実際には
- Ⅰ ポジション上の Ⅳペンタ、Ⅴペンタの位置
- Ⅳポジション・Ⅴポジション上の Ⅰ ペンタの位置
を4パターンが存在しそうです
Ⅰ ポジション上の Ⅳペンタ、Ⅴペンタの位置
まず
Ⅳペンタ= Ⅰ ペンタ+⑥(-⑤)
Ⅴ ペンタ= Ⅰ ペンタ+②(-③)
なので、Ⅰ ポジションにそれぞれ特徴的な⑥、②の音を足して上げればいいことになります
図にまとめると
また同様に
Ⅰ ペンタ=Ⅳペンタ+⑤(-⑥)
Ⅰ ペンタ= Ⅴペンタ+③(-②)
なので
ということになりました
なんとなくメタラーさんが好きそうなポジションも見えてきました(笑)
ラインと基本のペンタトニックポジションを意識しつつ、弾きたいコードの特徴的な音を一音足すことで
ずいぶんとポジションの整理ができた気がします(私だけ?)
個人的にはだいぶポジション把握しやすくなったと思うのですが
ただこれだけではかっこよいフレーズが弾けないので
これからは定番のフレーズを、このポジションのどこを使って弾いているのかを分析しながら練習したいと思います