ちょっとマニアックなエフェクター!VOCU / Magic Tone Room
凄~くマニアックで地味なんですけど、個人的に外せないエフェクターのご紹介です!
エレキギターの音色を決めると言っても過言ではない(そうなの?)、倍音成分を自在に操るエンハンサー&カットフィルターです!
本体の左側面にトグルスイッチがあり、これで
HE(ハーモニックエンハンサー)↔️CF(カットフィルター)
の切り替えが出来ます
HE(ハーモニックエンハンサー)
ハイ・ローそれぞれ上段のツマミで周波数を指定し、下段のツマミで付加する倍音の量を調整します
Low frequency(左上) :200hz以下~10khz以下でローパスの範囲を指定
Low level(※左下) :ローパスを通った信号に倍音付加する量を決定
High frequency(右上):200hz以上~10khz以上でハイパスの範囲を指定
High level(右下) :ハイパスを通った信号に倍音付加する量を決定
うまくミッド辺りの周波数を干渉させることで、ミッドブーストのような感じでミッドを分厚くしたり
ミッドを空けてハイとローの倍音を付加することで、ボーカルの邪魔をせずギターの存在感を自然に増すこともできます
CF(カットフィルター)
上段のツマミで周波数を指定し、下段のツマミでカット量を決定
ハイをバッサリ、ローをバッサリ…にような使い方が主かと思います
ハイとローを干渉させればミッドカット的にも使えます
私は専らハーモニックエンハンサーとして使ってます(^o^)
歪みの量をあげるわけではないのに存在感とジューシーさが増して非常によい感じです!
メーカーさんはエフェクトチェインの最後尾に設置するのがオススメとのことです
↑歪み-ディレイ-(リバーブ)-本機(VOCU MTR)の順
エフェクターボードに余裕があるかたは是非!